副業を始めようと決めたのに、何を紹介すればいいかが決まらないまま、何週間も経っている。
調べれば調べるほど候補が増えて、どれも良さそうに見えて、結局どれにも手を付けていない。
私も最初はここで3か月止まりました。
結論から書きます。
1本目が決まらないのは、選択肢が多いからではなく、選ぶ基準を持っていないからです。
基準は「自分が好きかどうか」でも「単価が高いかどうか」でもありません。
すでにお金が動き続けている場所かどうかです。
先に安心をお渡しすると、この基準は感覚で決めるものではありません。
ネット上でどこにいくらのお金が動いているかは、経済産業省が毎年調べて公表しています。
この記事では、その公表データを見ながら、副業を何から始めるかを決める手順と、1本目を選ぶときの3つの条件をまとめます。

副業は何から始めるかで止まる。原因は情報量ではなく基準がないこと
副業を何から始めるかで止まっているとき、多くのかたは情報が足りないと思っています。
それでもう1本動画を見て、もう1冊本を買って、また候補が増えます。
ですが実際に起きているのは逆で、情報は足りているのに、それを絞り込む物差しがないという状態です。
物差しがないので、候補が並んだときに比べようがありません。
比べられないものは選べないので、また調べに戻ります。
ここを抜けるには、調べる量を増やすのではなく、先に基準を1本決めてしまうのが早いです。
基準さえあれば、候補が10個あっても3分で3個に減ります。
ネットで稼ぐ1本目は「すでにお金が動き続けている場所」から選ぶ
基準を1つだけ持つなら、すでにお金が動き続けている場所かどうかです。
自分が売り込みをしなくても、その分野には毎月お金が流れているか、という見かたをします。
これは想像で判断する必要がありません。
経済産業省が2025年8月26日に公表した「令和6年度 電子商取引に関する市場調査」に、分野ごとの金額が載っています。
2024年の消費者向けのネット取引は26.1兆円で、前年の24.8兆円から5.1パーセント増えています。
内訳を見ると、動きかたが分野によってかなり違います。
- 物販系(服や日用品などの物) … 15兆2,194億円・前年比3.70パーセント増
- サービス系(旅行やチケットなど) … 8兆2,256億円・前年比9.43パーセント増
- デジタル系(電子書籍や配信など) … 2兆6,776億円・前年比1.02パーセント増
同じ「ネットで買われているもの」でも、伸びかたは9.43パーセントから1.02パーセントまで幅があります。
物販系のEC化率も9.78パーセントで、まだ全体の1割ほどです。
つまり、なんとなく流行っていそうという感覚と、実際にお金が動いている場所は一致しません。
1本目を決めるときは、この公表資料のように、確かめられる根拠のある場所から選びます。

1本目に何を紹介するかで止まっているかたへ。
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副業の1本目を選ぶ3つの条件。この順番でふるいにかける
基準が決まったら、候補を次の3つで上から順に落としていきます。
3つ全部を通ったものだけが、1本目の候補として残ります。
STEP1 すでにお金が動き続けているか
その分野で、去年も今年もお金が動いているかを確認します。
先ほどの経済産業省の調査のように、公表されている数字で確かめられるものを優先します。
一時的に話題になっただけのものは、ここで落とします。
STEP2 自分が一度でもお金を払ったことがあるか
紹介するときに一番効くのは、実績でも文章力でもなく、自分で払った経験です。
払ったことがあるものは、何が良くて何が物足りなかったかを自分の言葉で書けます。
払ったことがないものは、どこかで読んだ説明を並べ直すだけになるので、ここで落とします。
STEP3 売る物を持たずに紹介できる形か
最後に、その分野を自分が仕入れずに扱えるかを見ます。
自分で物を用意する形だと、選んだ瞬間から仕入れと在庫と発送が毎回ついてきます。
人の商品を紹介する形なら、残るのは調べる、選ぶ、書く、出すの4つだけです。
この3つを通すと、10個あった候補はだいたい1個か2個に減ります。
減らないときは、STEP2で正直になれていないことがほとんどです。

絞り込みで一番重い作業だけを外に出す
ここまで読んで、面倒だと感じたかたが正しいです。
STEP1の「公表資料を探して数字を確認する」と、候補を横に並べて比べる作業が、この手順で一番時間を食います。
私も最初はこれが嫌で、結局なんとなくで選んで、また止まりました。
この重い部分だけを、AIに渡します。
具体的には、候補の分野を5つ挙げて、それぞれの市場の数字が載っている公的な資料を探させて、金額と伸び率を1つの表に並べさせます。
そのうえで、自分が払ったことがあるものに印を付けるところからは、自分でやります。
調べて並べるのはAIの担当で、どれを選ぶかは自分の担当です。
この分けかたにすると、3か月止まっていた工程が、だいたい1日で終わります。

注意点。1本目でやりがちな失敗
報酬の単価が高いという理由だけで選ばないでください。
単価が高いものは、たいてい説明することが多く、自分が払った経験がないと最後まで書き切れません。
市場が大きいことと、自分がそこに入れることは別の話です。
旅行のように金額が大きい分野は、その分だけすでに書いている人も多いので、自分が何を足せるかを先に考えます。
決めた分野を毎月変えないでください。
変えるたびに、調べ直しと書き直しが最初からになります。
最低でも3か月は同じ分野で出し続けて、それから判断します。
それから、この記事は分野の選びかたの話であって、収入を約束するものではありません。
数字は公表資料のとおりに書いていますが、そこに入れば稼げるという意味ではないので、そこは切り分けて読んでください。
よくある質問
好きなジャンルを選んではいけないのですか
好きな分野を選ぶこと自体は問題ありません。ただ、好きという理由だけで選ぶと、STEP1のお金が動いているかという確認を飛ばしてしまいがちです。好きな分野が3つの条件を全部通るなら、それが一番続きます。
候補を2つ3つ同時に進めてもいいですか
1本目は1つに絞ることをおすすめします。2つ以上あると、調べる対象も書く内容も倍になって、結局どちらも中途半端に止まります。1つ目が回り始めてから、同じ手順で2つ目を足すほうが早いです。
未経験で実績がなくても紹介できますか
紹介する側は自分が主役ではないので、実績よりも、なぜそれを選んだかを説明できるかどうかが効きます。だからSTEP2の「自分が払ったことがあるか」を条件に入れています。払った経験は、始めたばかりでも持てるものです。
まとめ
副業を何から始めるかで止まっているとき、足りていないのは情報ではなく基準です。
基準を1本決めてしまえば、候補は3分で減ります。
- すでにお金が動き続けている場所から選ぶ(経済産業省の公表資料で確認できます)
- 自分が一度でもお金を払ったことがあるものに絞る
- 売る物を持たずに紹介できる形にする
そして、この手順で一番重い「調べて比べて並べる」だけをAIに渡して、どれを選ぶかは自分で決めます。
今日やることは1つだけで、候補を5つ紙に書き出して、上の3つで落としてみてください。
ここまで読んで、実際に1本決めてみようと思ったかたへ。
候補の絞り込みと、決めた1本を毎日出し続ける仕組みまでを、私が使っている順番のまま無料でまとめています。
本気で1本目を出すつもりのかた向けの内容です。
出典:経済産業省「令和6年度 電子商取引に関する市場調査」(2025年8月26日公表)https://www.meti.go.jp/press/2025/08/20250826005/20250826005.html
